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煩わしいが避けられない相手方親族との付き合い
現行憲法の建前の上では、結婚は当事者同士の事柄ですが、現実は当事者だけでなく、双方の「家」も関係してきます。ほとんどの方は配偶者の親族の付き合いを煩わしいものと感じていることでしょう。相手方の親族との付き合い、特に同居の場合はそこに不協和音が発生しがちです。いわゆる「嫁と姑」問題です。女同士の組み合わせが一番不協和音が出やすいようですが、女同士に限ったものではありません。同じ屋根の下で暮らしてなくても、折にふれ配偶者の元の家族と付き合うことは基本的に避けられません。 こちらが相手に敵意を持ってしまうこともあれば、相手がこちらに敵意を持ってしまうこともあります。いくらこちらが好意的に接そうとしても相手が敵意をむき出しにすると、問題の解決はこちらだけの努力で何とかなる範囲でなくなってきます。お互いの家庭環境が大きく違うことも多く、世代も違い、価値観も当然大きく違っているでしょう。 問題が「嫁と姑」の場合は、夫は両者の間で板挟み状態になります。このとき夫が姑の肩を持つような言動をすると、夫婦仲は悪化します。しかし残念ながら、姑の肩を持つ夫は多いのです。考えてみればある意味自然でしょう。自分の育ての親、自分の価値観の基礎を作った張本人なわけです。心情的には姑の価値観に共感できる部分の方が多いかもしれません。何も私は夫のそういう傾向を支持しているのではありません。否定できない実際の傾向として述べているだけです。
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